侍ジャパンの平良海馬投手(21=西武)がまさかの初被弾だ。7―4で勝利した31日のメキシコ戦(横浜)の8回に3番手としてマウンドに上がったが、二死一塁から元オリックスのメネセスに2ランを献上。「結果は悪いので、次は打たれないようにします」と気を引き締めた。

 1回を投げて1安打2失点。5点リードの場面で甘く入ったスライダーを左翼席に運ばれた。今季公式戦では1本も本塁打を許しておらず、これが今年許した最初のホームラン。「(気持ちの変化は)ないです。(公式戦と五輪でのボールの違いは)特には感じず投げています」という平良は「今日は点を取られて、逆転されなくてよかったなという感じです。点差がない場面で逆転とかならないようにしたいです」と次回の登板に気持ちを切り替えていた。