東京五輪に臨む野球日本代表・侍ジャパンは19日、仙台市内で強化合宿をスタートさせた。最年少のヤクルト・村上宗隆内野手(21)が集合日となった前夜、宿舎で〝突撃訪問〟していたエピソードを明かした。

 行動が制限されている宿舎での生活。「暇つぶし」で、iPadを持ち込んでいるという村上が、さすがの行動を見せていた。「バッティングの話を聞きに行きました。バットを持って、部屋にお邪魔しました」。かねて慕っている広島・鈴木誠の部屋を突撃訪問。現在「すべてにおいて状態が良くない。試行錯誤して状態を上げていきたい」と語る若き大砲は、復調のヒントを求めて頼れる先輩の元に向かったようだ。

 存在感のある最年少侍は、使命感をにじませながら「走攻守すべてで貢献したい」と頼もしかった。