虎の〝塩魔人〟は話せばわかるいい男――。東京五輪・野球日本代表の稲葉篤紀監督(48)が24日の中日―阪神戦(バンテリン)を視察のため訪問。リリーフ左腕として自ら選出した阪神・岩崎優投手(30)とも初対面を果たした。

 ポーカーフェースなマウンドさばきと、登板後の〝塩対応コメント〟でも有名な岩崎について「どっちかと言うとあまり話さないタイプの人間なのかな」という印象を稲葉監督自身も抱いていたそうだが「イメージしていたよりも話しやすかったです。気さくでしたね」と安堵の表情。「特殊な投げ方の投手ですし、初見でタイミングをとるのは難しいと思う。1イニングをしっかり投げられると思う」と期待を込める。五輪のマウンドでも、定番の塩コメント「0点で抑えることができてよかったです」を聞かせてほしいものだ。