【プレミア12】日韓戦に先発濃厚の楽天・岸 何とも贅沢な東京ドーム“貸し切り”調整で気合

2019年11月15日 16時30分

たった一人の練習となった岸

 13日のメキシコ戦(東京ドーム)に3―1で勝利し、1位タイとなった侍ジャパンは14日を休養日に充てた。

 その中で唯一、16日の韓国戦先発が濃厚となっている岸孝之(34=楽天)が東京ドームで“貸し切り”調整を行った。

 約50人ほどの報道陣に建山投手コーチ、金子ヘッド兼打撃コーチらが見守る中、大会仕様のマウンドで47球の投球練習を行った岸は「東京ドームを一人で使うというぜいたくな時間はなかなかないですよね。ブルペンでしかできないと思っていたけど『使っていい』ということだったんで。投げられてよかった」とスペシャルな前々日調整を振り返った。

 力強い直球にブレーキの利いたカーブを10球ほど織り交ぜた47球に、岸は「(テーマは)自分のフォームのバランスだけ。ちゃんと狙ったところに行く確率が増えている」と手応えを語った。発熱から復帰後は中継ぎとして、2試合3イニングを無失点に抑えている。「途中からゲームに入る難しさはありました。(残り2試合)投げろといわれたところでベストを尽くすだけ。ここまで来たら何としても勝ちたい気持ちは強い。チームのために貢献したいと思う」と日本の目指すプレミア12初制覇へ準備を整えた。

 建山投手コーチも「ZOZOマリンで2イニング投げられたことが本人にとってよかった。正直、熱が下がって投げた時のボールは弱かった。それが今日のブルペンではかなり良くなっていたんで、最高の準備はできたんじゃないかと思う。残り2試合で先が見えてきたんで、ここからはより細かい継投になると思う」と16日の韓国戦、そして17日の決勝戦での2連勝を見据えていた。