【プレミア12】岸 韓国戦へ東京ドーム“貸し切り”調整「投げられてよかった」

2019年11月14日 19時13分

たった一人で練習した岸

 13日の「プレミア12」スーパーラウンド、メキシコ戦(東京ドーム)に3―1と勝利し、同国と並び1位タイとなった野球日本代表「侍ジャパン」は14日を休養日に充てた。

 その中で唯一、16日の韓国戦先発が濃厚となっている岸孝之投手(34=楽天)が東京ドームを“貸し切り”で調整を行った。

 約50人ほどの報道陣に建山投手コーチ、金子ヘッド兼打撃コーチらが見守る中、大会仕様のマウンドで47球の投球練習を行った岸は「東京ドームを一人で使うというぜいたくな時間は、なかなかないですよね。ブルペンでしかできないと思っていたけど『使っていい』ということだったんで。投げられてよかった」とスペシャルな前々日調整を振り返った。

 力強いストレートにブレーキの利いたカーブを10球ほど織り交ぜた47球に岸は「(テーマは)自分のフォームのバランスだけ。ちゃんと狙ったところにいく確率が増えている」と手応えを語った。

 熱発後の復帰登板となった11日の豪州戦では中継ぎとして2回を1安打無失点投球。「途中からゲームに入る難しさはありました。(残り2試合)投げろと言われたところでベストを尽くすだけ。ここまできたら何としても勝ちたい気持ちは強い。チームのために貢献したいと思う」(岸)と日本の目指すプレミア12初制覇へ準備を整えた。

 建山投手コーチも「ZOZOマリンで2イニング投げられたことが本人にとってよかった。正直、熱が下がって投げた時のボールは弱かった。それが今日は、かなり良くなっていたんで最高の準備はできたんじゃないかと思う。残り2試合で先が見えてきたんで、ここからはより細かい継投になると思う」と16日の韓国戦、そして17日の決勝戦での2連勝を見据えた。