侍ジャパン カナダに雪辱の無失点リレー

2019年11月02日 16時30分

先発の今永

 カナダ代表との2連戦を1勝1敗で終えた稲葉篤紀監督(47)は1日の試合後「日本のいい形ができて(プレミア12のオープニングラウンドが行われる)台湾に行ける」と胸を張った。

 先発マウンドに立った今永(DeNA)は3回を1安打無失点、6三振を奪う力投で弾みをつけた。バトンを継いだ大野(中日)が3回2安打無失点と快投し、その後は中川(巨人)、山本(オリックス)、守護神・山崎(DeNA)のリリーフ陣も無失点リレーで締めた。指揮官は「それぞれの投手が非常に短いイニングの中で、いろいろなボールを試しながらやってくれた。しっかり抑えられたのは自信になると思う」とコメント。

 野手の要でリードオフマンを務めていた秋山(西武)が右足薬指の骨折に見舞われ、代表から離脱。想定外のアクシデントに見舞われたものの、この日は代わって1番に入った山田哲(ヤクルト)が存在感を見せた。二塁と一塁の守備を兼務しながら、打でも5回には一死二塁から技ありの中前適時打でチームに2点目をもたらした。

「打者が四球を選び(山田哲の)ヒット1本でかえってきた。国際大会は長打を打つのが難しい中で、非常にいい1点が取れた。(山田)哲人は一度、1番で試したかった」と稲葉監督も満足げに振り返った。

 5日のオープニングラウンド初戦(ベネズエラ戦)を前にやれるべきことはすべてやった。2日に台湾入りする稲葉ジャパンは世界一へ向け、気合十分だ。