ソフトバンクの王貞治球団会長(77)が2日、日本ハム・清宮幸太郎内野手(18)のプロ初安打を絶賛した。

 清宮は楽天戦(札幌ドーム)に「6番・DH」で先発でプロ初出場し、楽天のエース・岸から2回の第1打席で中堅フェンス直撃の二塁打を放った。

 王会長は「いいツーベースを打ったね。岸の速い球に振り遅れず、しっかり打ち返した。低めのフォークも思い切って振っていた。プロ向きのバッターだね」と目を細めると「騒がれるから、自分の打撃ができないと思うが、清宮は毎日が勉強だからね」と早実の後輩を思いやった。

 この日、王会長は内川の2000安打達成が目前に迫っていることもあり、ZOZOマリンでのロッテ戦を観戦。第1、第2打席で安打を積み重ねた内川と同時間帯に初安打を放った清宮についても、しっかりとチェックしていた。