いよいよ本領発揮 阪神・ロサリオは“へこまない男”

2018年05月01日 16時30分

試合を決める一発を放ったロサリオ

<阪神4-2広島(30日)>阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が30日の広島戦(マツダ)で値千金の一発を放ち、チームの連敗ストップに貢献した。延長10回、広島・一岡から左翼2階席のコンコースに飛び込む勝ち越しの2号2ラン。20試合ぶりの一撃に、新助っ人は「チームを勝利に導く打撃ができてよかった。最後は集中して打席に入ったよ。結果が出てよかった」とニッコリだ。

 守備では2度も邪飛を捕り損ね(失策は1)チームの足を引っ張る失態。金本監督も「ロサリオは捕れ! 捕らなアカン! 2回とも」と指摘するほどだったが、バットで見事に名誉挽回となった。開幕直後からの打撃不振にも「あとはタイミングの問題だけで、このまま終わるような選手ではない。できる限り眠らせておかないといけない」(他球団スコアラー)とマークが緩むことはなく、徹底的に警戒され、一時は打率1割台目前にまで下降した。

 それでも「近年は結果が出ないと明らかに落ち込む外国人ばかりだったが、ロサリオは気を使わせないようにと選手食堂ではしゃいだりしている」(チーム関係者)と陽気ぶりを継続し、優良助っ人の“片鱗”をのぞかせていた。

 これで6戦連続安打となり「開幕からなかなか結果が出ていなかったが、この6、7試合でいい感触が出てきた」とロサリオ。指揮官の「今日みたいにいいところで打ってくれたら。これからも楽しみ」という期待にどんどん応えたいところだ。