日本ハム・清宮が一軍昇格 荒木二軍監督「本人にとって間違いなくプラス」

2018年04月30日 21時27分

一軍昇格が決まった清宮

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)の一軍初昇格が決まった。30日のイースタン・リーグ、DeNA戦(平塚)に「3番・一塁」で先発出場し、2打数1安打1打点で26日の楽天戦から4試合連続安打をマーク。チームも5―2で快勝し、主軸としての役割を果たした格好だ。これを受け、栗山監督が一軍昇格にゴーサインを出したもので、5月1日から一軍に合流し、2日からの楽天戦(札幌ドーム)に臨むことになった。

 この日はDeNAの新人左腕・桜井と対戦。高校時代から6打席連続三振中の天敵を相手に初回は四球、2回一死二、三塁の第2打席は右犠飛をマークし、苦手意識を払拭した。先頭で迎えた5回の第3打席では、2番手・京山の7球目、121キロの変化球を右前に運んだ。すでに一軍で開幕3連勝を飾った2年目右腕を相手に巧みな打撃を見せつけ、連続試合安打も継続した。

 編成トップの吉村GMも視察に訪れた“御前試合”できっちりと結果を残した清宮は「結果を残せているかは分からないけど、今日も一本出たのはよかった」と冷静にコメント。桜井との対戦については「楽しみな気持ちはありました。散々やられてきたんでね。(決め球の)スライダーを打ちたかったんですが、真っすぐばかりだった。(犠飛は)悪くない打球でした」と満足そうだった。

 二軍公式戦で4本塁打を放つなど、打棒が上向きであることは誰の目にも明白だ。報告を受けた栗山監督もロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)後に「明日から合流させます」と怪物ルーキーの一軍昇格を明言した。

 オープン戦期間中、3月12日に遠征先の広島で体調不良を訴えてチームを離れ、都内の病院で「限局性腹膜炎」と診断されて入院。開幕一軍入りを逃し、4月10日の二軍公式戦で約1か月ぶりに実戦に復帰するなど、ここまで“遠回り”を強いられた。

 荒木二軍監督は「(一軍昇格は)本人にとっては間違いなくプラスになる。打つほうに関しては、もう専門外(の自分)には分からないところまできている。一軍の投手だって毎回、決まったところに投げられるわけじゃない。たぶん打つよ、そのうちね。一本出れば刺激にもなる」とブレークを予告。いよいよ背番号21が、本拠地・札幌ドームで待望の一軍デビューを果たす。

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