ソフトバンクが27日、ライブリッツ社が開発・提供する「野球選手トラッキングシステム」をチーム戦略に活用すると発表した。同システムは高解像度カメラによって撮影された投球、打撃、守備、走塁動作を一括してデータ化し、AIを利用して分析するもの。守備範囲、守備位置、打球への反応速度、走者の塁間スピード、加速度、コースの取り方などを統計に基づいて指標化することで、勘と経験に頼りがちだったプレー分析を科学的に判断・評価できるようになるという。データを活用することでより戦略的な守備シフトの構築や走塁技術の向上などが期待できる。