守乱多い“鬼門”マツダスタジアムに金本監督が異常警戒

2018年04月28日 13時00分

鬼門のマツダスタジアムで素振りする金本監督(左)

 苦手克服なるか。勝率5割ジャストと波に乗り切れない阪神が27日、9連戦を前に敵地マツダスタジアムで全体練習を行い、投内連係などの守備練習もみっちりするなど約3時間にわたって汗を流した。

 試合が2日間空いたとはいえ、ここまで念を入れたのには理由がある。マツダスタジアムでは2016年が5勝8敗、昨年は3勝8敗1分けと大苦戦。いずれもセ・リーグ球団の本拠地では最低勝率(16年はナゴヤドームも5勝8敗)で、金本知憲監督(50)も「ここでは打っているけど守備よね。簡単なフライやスローイングのミス。それでこの2年間やられているイメージがある。自分の(守備)範囲のボールはしっかり捕らないといけない」とナインに堅守徹底を促した。

 昨年4月1日は終盤の勝負どころで上本と高山が次々と捕球ミスを犯して逆転負け。一昨年6月26日には外野手の俊介と中谷が交錯し、サヨナラ負けを喫するなど、とにかくマツダでは守備の乱れが多い。阪神ベンチは通常より早めの守備固めを考えているが、チーム内からは「ここでやるときは最初から守備重視の布陣でいくことも必要かもしれない」(球団関係者)との声も上がるほどだ。

 片岡ヘッド兼打撃コーチも「去年もそうだが、接戦からミスでやられることが多い。そういうところをなくすのが大事なこと。ボールが弾んだりしてマツダでのデーゲームは荒れることがあるから」と力説する。今季こそ“打倒・広島”を果たすため、堅守による勝利で悪夢払拭といきたいところだが…。