本紙評論家・遠山氏が阪神の“新・勝ちパターン”提言「負けている展開で藤川投入して逆転」

2018年04月27日 16時30分

船便で広島港に到着した藤川

 阪神の中継ぎ陣が“総動員体制”で地獄の9連戦を乗り切る。松山から広島への移動日となった26日、金本知憲監督(50)は28日広島戦(マツダ)からの9連戦での中継ぎ陣のやりくりに関して「(リリーフは)60球投げたら休み。理想は50球だけどな」と3連投、もしくは連投で60球以上を投げた場合は強制的に翌日を休養にすることを明言した。

 この日、セットアッパーのマテオが母国・ドミニカで出産に立ち会うため戦線離脱することが明らかになったが、守護神・ドリスが休養日となった場合の“代役・守護神”について指揮官は「誰でも勝ちパターンにいける。状態を見ながらいく。球児もありだろうね。桑原もいいし、岩崎もいい」と日米通算225セーブの実績を持つ藤川を筆頭に桑原、岩崎らを臨機応変に起用するプランを明かした。

 そんななか、本紙評論家の遠山奨志氏(50)は「ブルペンで調子のいい投手を見極めて起用するのは大賛成」とした上で「藤川は僅差で負けている展開での7、8回にいくのがいい。藤川が抑えればチームやファンが盛り上がって流れを持ってくることができる。何より打線が不調な今は7、8回が一番大変。ここまでの実績の持ち主ならばポジションへのこだわりはないだろうし、経験も十分にある」と提言。逆転勝ちを増やすために勝ちパターンではない、いわば“汚れ仕事”を藤川に任せることがベストだと指摘した。

 さらに、遠山氏は「9回は石崎もあり。8日の中日戦で危険球退場になって心配したが、その後も問題なくスイスイ投げている。そういったことにも動じないハートの強さは抑えの素質がある証拠」と3月に初めて侍ジャパン入りを果たすなど急成長中の石崎を抑えにに猛プッシュした。

 勝率5割からの貯金生活を目指す阪神だが、自慢のリリーフ陣が底力を見せることはできるか。