中日の連敗を5で止めたモヤは超レア助っ人

2018年04月21日 13時00分

4安打3打点と大暴れのモヤ

 中日が20日の広島戦(ナゴヤドーム)に11―7で勝ち、連敗を5で止めた。“救世主”となったのは5打数4安打3打点の大暴れを見せた新外国人のスティーブン・モヤ外野手(26)だ。

 二軍戦で打率3割7分7厘、3本塁打、13打点の好成績を残し、米国市民権取得のため一時帰国したビシエドに代わり、この日一軍初昇格。「4番・一塁」で即スタメン起用されると、チームは今季最多となる20安打の猛攻を見せた。

 森監督も「昨日までのゲームではちょっと考えられないぐらい安打が出た。この1勝は大きい。広島さんも(モヤが新顔で)分かんなかったと思うけど、本人も波に乗れたし、チームも乗っていけたんだと思う」と目を細めた。

 2メートル1センチの長身助っ人は「チームの勝利に貢献したい一心でやっていた。いいところで打てて本当にうれしい」と笑顔。二軍首脳陣らを驚がくさせるほど、研究熱心な性格だ。

 もともとは外野手で、中日入りするまでは野球人生で一塁手の経験はなかった。だが、モヤは一塁での特守を志願。渡辺内野守備走塁コーチは「外国人で自分から特守を申し出てきたケースは初めて。普通、外国人は打撃については熱心に耳を傾けてくれるけど、ほかのことは右から左のことが多い。それなのにモヤは走塁とかに関しても真面目に話を聞いて、どんどん吸収していく。向上心がとにかく高くて、こんなに真面目な外国人は見たことがないよ」と舌を巻く。

 モヤは「一塁についてはまだまだ学ぶことはいっぱいある。反応や基本の動きとか、とにかくチームに迷惑をかけないように一塁の動きにもっと磨きをかけたい」。ビシエド不在でもモヤがチームを上昇気流に乗せるか。