阪神赤っ恥回避 松坂に白星献上せず「ホッ」

2018年04月20日 16時30分

金本監督(右)は勝利投手の小野とがっちり握手

 何とか最悪の赤っ恥だけは回避した。阪神は松坂大輔投手との初対決となった19日の中日戦(ナゴヤドーム)に2―1で辛勝。3連勝で今季最多タイの貯金2としたが、全盛期を過ぎている“平成の怪物”に7回まで4安打2得点に抑えられ、日本では12年ぶりとなる白星を献上しかねない状況だっただけに、ベンチは大慌てだった。

 金本監督は「打てそうで打てない、点が取れそうで取れない貧打の試合だった。(松坂は)球種が多く、絞りにくさがあった。適当に荒れてもいるし…。まあ不満足な勝ちだけど、勝ちは勝ちだから喜ぼうということ」と苦笑い。1999年4月7日のデビュー戦で松坂の155キロ直球を豪快に空振りした片岡ヘッド兼打撃コーチ(当時日本ハム)も「まだ(今季登板が)2試合やから、どれが本物の松坂かは分からない」と分析を先送りにしたほどだ。

 無理もない。松坂との対戦を前に、チーム内では「ある意味、重要な試合。全盛期ではない松坂に負ければダメージは普段の1敗より大きい」やら「ウチは結構、打てて当たり前と見られる試合を落とすことがある。近年では同じ中日の山本昌に49歳0か月のプロ最年長勝利(2014年9月5日)までプレゼントしたこともあった。今年もウチに不振だったヤクルトの石川に白星を与えた。そうならないよう何がなんでも勝たないといけない」と警戒を強めていた。ひとまず黒星をつけられて、ひと安心というところだろう。

 ちなみに山本昌の最年長ノーヒットノーランも06年9月16日の阪神戦だった。次に対戦する機会があったら、キッチリと攻略したいところだ。