日本ハムから金銭トレードで移籍したソフトバンクの市川友也捕手(32)が19日、ヤフオクドーム内で入団会見を行った。

 開幕間もない同一リーグのチーム間同士によるトレード成立に「全く考えていなかったので、正直ビックリしている」と率直な感想を語った。32歳の経験豊富な捕手は「これまで対戦相手として見てきた。中で見るのと外で見るのとでは違うと思うので(中からでは)気づかない部分を選手のみなさんに伝えていきたい」と、これまで蓄積してきた情報を還元するつもりだ。

「肩には自信があるけど、甲斐選手がいるので少し控えめに」と笑ったベテランは「日本一が目標。そのひと駒になれるように頑張りたい」と真新しい背番号30のユニホームに袖を通し、新天地での活躍を誓った。20日から福岡・筑後市にあるファーム施設で練習に合流する予定だ。