阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が16日、出場試合数が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。外国人選手としてはタフィ・ローズ(元近鉄)やアレックス・ラミレス(現DeNA監督)らに続き史上9人目となった。

 この日は甲子園で投手練習に参加。次回登板予定の18日の中日戦に向けてブルペンなどで調整した右腕は「球団からも『おめでとう』と言われたよ。今までタイガースというチームがチャンスをくれて、オファーをくれているので(残りたいという)気持ちに変わりはない。ここでキャリアを終わりたい。よそに行くつもりはさらさらないよ」と改めてチーム愛を強調。来季以降も球団側は重要戦力と見ており、残留は濃厚だ。