2人で4戦20失点…巨人・菅野&田口にミニキャンプ浮上

2018年04月10日 16時30分

投手練習で汗を流す菅野

 総崩れのG投手陣は立ち直れるのか。3連敗中の巨人は10日からDeNA、広島との東京ドーム6連戦に臨む。目下、チーム最大の懸案は軒並み不調の先発投手陣にある。中でも菅野智之投手(28)と田口麗斗投手(22)の復調は急務となっており、チーム内からは“ミニキャンプ”の実施プランも浮上している。

 9日、ジャイアンツ球場で投手練習が行われ、DeNAとの初戦に登板する山口俊らが先発調整をした。前日(8日)までのヤクルト3連戦(神宮)では思わぬほころびを露呈。盤石とみられた菅野、田口、野上を並べた先発陣が序盤から打ち込まれて3人で16失点。リリーフ陣も加算するとトータル28失点と散々な結果に終わった。

 この日、投手練習をチェックした斎藤投手総合コーチは「先発が頑張らないとウチは勝てない。今日みんなに言いましたけどね。6人が選ばれてローテに入っているんだから、自覚を持ってもう一度気を引き締めてほしい」とゲキを飛ばした。

 ヤクルト戦の投壊でチーム防御率は12球団ワーストの5・49まで落ち込んだが、中でも誤算は菅野と田口の不調だ。菅野は開幕戦の7回5失点に続いて6日は6回5失点。開幕2戦目で6回途中4失点だった田口も7日は3回持たず6失点KO。左右のエース2人が立ち直れなくては4年ぶりのV奪回も遠のく。

 斎藤コーチはローテ両輪の現状を「(菅野は)悪くはないと思うけど、チャートを見ると甘く入っていた。原因は何なのか。明らかに見て分かるなら俺たちも注意できるけど。あとは本人の感覚の中でちょっと誤差があるんでしょうね」とし、田口については「攻める気持ちが足りなかったんじゃないかな。初回はビュッと投げにいっていなかった」と振り返った。

 2人とも不調の原因がハッキリとしない中、チーム内には「今年の菅野と田口には昨季のような体のキレが感じられない。田口は明らかにぽっちゃりとした印象がある」とする声もあり、スタッフの一人は「キレを取り戻すには走り込みが必要。このままズルズルといくよりは、近いうちに一度登板を飛ばしてミニキャンプを張るのも一手じゃないか。シーズンは長いわけですから」との意見も出てきている。

 もちろん、一時的とはいえ菅野と田口をローテから外すには大きな決断となるが、長期化するようならば…。斎藤コーチは先発陣6人に「ドーム6連戦で真価が問われる」と意味深にも聞こえる言葉を残した。2人は次回登板で快投できるか。

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