ヤクルト復帰の青木 円陣で作った前向きムード

2018年04月05日 16時30分

青木(中)は外野手3人で勝利の儀式

 元メジャーリーガーが意地の一撃だ。ヤクルト・青木宣親外野手(36)が4日の広島戦(神宮)で、6―5の8回一死二塁から前打者バレンティンが申告敬遠される屈辱にもめげず、ダメ押しの適時二塁打を放って本拠地初勝利に貢献した。7年ぶりの復帰で初のお立ち台に立ったベテランは「ただいま~! 勝ったよ!」とあいさつ。さらに「うれしいです。こういう瞬間が一番帰ってきて良かったと思えます」と喜びを爆発させた。

 プレー以外でもチームに好影響を与えている。前日3日の同カードでは5回までリードしていたヤクルトが6回に守備のミスから4失点し、逆転された。すると、直後の攻撃前に青木はナインを集めて円陣を組み「3点差があると考えると大きいけど、まずは1点ずつ取っていこう。1点を取ったら次が見えてくるから」と選手を鼓舞した。

 昨年は負けが込むとベンチもお葬式ムードだったが、今年は青木が積極的に盛り上げていることで「試合の中で切り替えて頑張ろうという雰囲気が出ている」(チーム関係者)。広島には昨年7勝17敗1分けと大きく負け越したが、まずは“青木効果”で開幕から4戦全勝だった天敵に一矢報いた格好だ。