ソフトBまた捕手アクシデント 甲斐頼みの“弊害”も…

2018年04月04日 16時30分

マウンドで話す甲斐(右)と東浜

 手薄な捕手陣にまたしてもアクシデントだ。ソフトバンクは3日、春季キャンプでA組(一軍)にも抜てきされていた2年目の捕手・九鬼が、2日に福岡市内の病院で右手親指の手術を受けたことを発表した。

 1日の三軍戦で負傷したとのことで、全治2~3か月を要する見込み。キャンプ中にベテラン捕手の高谷と栗原が相次いで故障し、手術を受けて現在も戦列を離れている。工藤監督も「残念です。今うちのチームの状況で、またキャッチャーとなると…」と肩を落とした。

 現在の一軍捕手事情は昨季のベストナイン、ゴールデングラブ捕手である甲斐と、開幕前に育成から支配下となった堀内の2人態勢。現状では甲斐しか一軍経験はなく、基本的に甲斐にフルでマスクをかぶらせる態勢を取っている。

 高谷との併用で経験豊富な鶴岡が控えていた昨季と比べ、甲斐の負担増は計り知れなく、この日の西武戦も昨季最多勝の東浜が6回に2本塁打を浴びるなど4―7で敗戦。このところ先発陣が中盤に一発を浴びる苦しい展開が続いている。

 開幕前、達川ヘッドコーチは「むしろ甲斐にとっては千載一遇のチャンスよ」と話していた。高谷が予定より早い4月中の復帰に向かっているのがせめてもの光明ではあるものの、当面は甲斐頼みの状況が続く。