松坂 “同期入団”上原の存在感に刺激

2018年04月03日 16時30分

練習中に笑顔を見せる松坂

 3日からの巨人3連戦(ナゴヤドーム)に向け、中日・松坂大輔投手(37)が腕をぶしている。5日の先発が確実視される松坂は2日、ナゴヤドームで行われた全体練習に参加。国内12年ぶりの復活勝利を目指す“平成の怪物”の発奮材料となっているのが、巨人・上原浩治投手(43)の存在だ。

 昨年の同時期に右肩痛を再発させたが、そういう悪い予兆みたいなものは「今のところはないですね」ときっぱり。「かと言って違和感がなくて100%すっきりした状態かと言われたらそうではないけど、投げられる状態は維持できている」と移籍後初登板に向けて待ちきれない様子を見せた。

 そんな松坂が、開幕カードで2試合連続で好救援するなど巨人連勝のけん引役としての働きを見せている巨人・上原について「やっぱり影響力がある人だと思うんで、それがチームにとっていい効果を生んでいると思う。改めて存在感のある人なんだと思った」と語った。

 両者は年齢こそ違えども1998年のドラフトで西武と巨人にそれぞれ1位指名されて入団した同期で、1年目にはともに最多勝と新人王を獲得。ともにメジャーで活躍した実績もあり、常に比較され続けた存在だった。

 ところが、中日での自身の影響力の大きさも、それ以上あるのではと向けられた松坂は「僕がですか!? 自覚がないんで…。自分のことをやるのに精一杯ですし、そういうことを考えるとか、考えないとかないですね」と謙遜しながら苦笑い。それでもチームは広島に3連敗と開幕ダッシュに失敗したとあって「いい方向に行くきっかけになってくれたらいい」と起爆剤となるような投球を披露するつもりでいる。

 松坂と上原の対戦はこれまでメジャーも含め3度実現しているが、日本での投げ合いは2002年の日本シリーズ第1戦の1度きりだ。「7番・投手」として起用された西武・松坂は3回、巨人・上原の左前安打をきっかけに3回4失点でKO。上原は1失点完投勝利を収めている。

 あの敗戦から16年目となる今季、両者の投げ合いは実現するのか。松坂のリベンジにも注目だ。