広島・野村 開幕白星も“注文”ついた

2018年03月31日 13時00分

勝ち星を拾った野村。守備は軽快だった

<広島6―3中日(30日)>7年目で初の開幕投手を務めた広島・野村祐輔投手(28)が30日の中日戦(マツダ)で6回4安打3失点ながら今季初勝利を挙げた。6回に3連打で逆転を許して裏の攻撃で代打を送られたが、エルドレッドの同点弾と田中の2点二塁打で勝ち越して白星が転がり込んだ。緒方監督は「プレッシャーのかかるなか、しっかりと大役を果たしてくれてゲームをつくってくれた」と右腕をねぎらったが、野村は「いい回と悪い回がはっきりしていた」と振り返った。

 この日の勝利で通算59勝。1年目の2012年に9勝を挙げて新人王に輝き、翌13年は12勝をマーク。16年には16勝で最多勝、昨年は9勝ながらチームトップの155回1/3を投げてリーグ連覇に貢献した。ただ、物足りないのが完投数で、これまで通算135試合に先発してわずか3度。最後の完投はプロ初完封を飾った16年4月27日のヤクルト戦(神宮)で、昨年は0だった。チーム内からは「チャンスがあれば完投してほしいし、最低でも7回までは投げてほしい。今日の2回みたいに30球を超えるイニングがあると厳しい」「制球力で勝負するタイプの投手が四球、四球となると正直、野手もため息をつきたくなる」といった声も聞こえてくる。

 その点は野村も自覚しており「(自己評価は)良くない。7回以上投げられるようにしていかないと」と言う。球団初のリーグ3連覇には背番号19の奮起が不可欠だ。