王者ソフトBが異常警戒 昨季4位オリックスの潜在能力

2018年03月30日 16時30分

和やかなムードの中、開幕オーダーを発表する工藤監督(中央)

 プロ野球は30日にセ、パ両リーグが同時開幕する。王者・ソフトバンクは工藤公康監督(54)が猛警戒しているオリックスと本拠地・ヤフオクドームで戦う。

 群雄割拠のパ・リーグだが、その中でも指揮官が気になる存在としてきたのが3年連続Bクラスのオリックスだ。昨季も4位に終わっているが、年末の時点から「(昨季)争った楽天もそうですが、オリックスも強いんじゃないかと思ってますし」と“脅威論”を展開。開幕前々日となる28日に地元テレビ局に生出演した際も、評論家の予想の際にオリックスが手ごわい可能性を指摘した。

 昨季は18勝7敗と圧倒している。ただ、若き大砲・吉田正に打率4割1分7厘と打ち込まれたほか、マレーロに6本塁打を許すなど強力な中軸に手を焼いた。工藤監督も「オリックスは打つ」と打線の破壊力を恐れる。さらに投手陣も頭数が揃っている。

 達川ヘッドコーチも「うちが嫌だなという布陣を敷いてくる。捕手も伊藤光を使ってくるだろう。(2014年の大激戦の際)ここ(ヤフオクドーム)で悔しい思いをしている選手。持っているものはいいし脅威だよ。最近は低迷していたが、吹っ切れたとも聞く。若い宗、山足もいい。投打のバランスもいいし、潜在能力があるチーム。相当、苦労すると思う」と警戒感を強めた。

 開幕を前に「ちょっと引き締まるものがあります。1キロか2キロくらい痩せたんじゃないかと思うくらい、引き締まる」と話した工藤監督。オープン戦は5勝10敗1分けとパで唯一の負け越しを喫したが、難敵指名の相手を撃破して好スタートを切りたいところだ。