中日・森監督が開幕戦前に弱気発言連発

2018年03月30日 16時30分

 本音かはたまた煙幕か。中日・森繁和監督(63)が開幕戦を前に弱気発言を連発している。中日は開幕を前日に控えた29日、決戦の舞台となるマツダスタジアムでナイター練習を行った。シートノックに打撃練習など通常メニューに加え、フライ練習。久しぶりの敵地のグラウンドを徹底的に体に覚えこませた。

 練習後、森監督の囲み取材が行われたのだが、その内容が弱気そのもの。「(中日が)めっぽう弱い広島、マツダスタジアムで胸を借りるつもりでいいゲームができればそれに越したことはありません。簡単には勝てるチームじゃない。胸を借りてどれだけ自分たちの力を出せるか」など終始一貫して威勢のいい言葉は出てこずじまい。「とにかく一つのボールをみんなで追いかけて一つのアウトを取りにいく」と、まるで高校野球を思わせるような謙虚な発言を連発した。

 昨年はマツダで2勝10敗と大きく負け越した。その現実を見れば大きなことなどは言えないだろう。もっとも森監督はその裏で「広島の隙を見つけてそこを突いていく」とも話しているという。弱気発言を額面通りには受け取れない。

 一方でこの日、出場選手登録はされなかったものの、マツダでの一軍練習に参加した松坂大輔投手(37)は開幕に向け「まだ実感はない。明日になってくれば出てくるんじゃないですか」と笑顔で話し、球場を後にした。