松坂のジレンマ サイン入りグッズがオークションで高騰

2018年03月29日 16時30分

開幕が待ち遠しい松坂

 中日・松坂大輔投手(37)がインターネットオークションで自身がサインしたと思われるグッズが相次いで高額で転売されていることに困惑している。中日入団以来、時間さえあればサイン会を開くなど、ファンとの触れ合いを大切にしてきたが、出品者の儲けのために利用されたとなれば“裏切り行為”にほかならない。こうした現況をどう思っているのか。松坂が本紙に激白した。

 ネットオークション上では、松坂の直筆サイン入りグッズが300件以上も取引され、中日の沖縄キャンプ限定ユニホームが最高5万円、サインボールも2万円以上で落札されたケースさえある。これに松坂は「エッ、3万!? 5万!? ネットを自分でチェックすることはないですけど、逆に言うと儲かるんですね。そうなんだ、買う人がいるんですね」と仰天する。

 その上で、出品者に対しては「僕はそういうところでは出してほしくないなとは思いますけどね。そうやって商売する人をファンと言えるのかどうか…。だけど(何度も並ぶなどその人の顔を見れば)売りそうだなとか、なんとなく分かりますけどね」。しかし「でも僕がそういう人を見分けて書く、書かないを決めるわけにはいかないので…」とジレンマに陥っている。

 さらに落札者に向けても「できれば、そういうところでは買ってほしくないなという気持ちはありますね。本物かどうかも分からないわけですし…。でもサインをもらいに来られない人もいるので、ネットでも手に入れたいという思いを持ってもらえるのはありがたいですけど、できれば球場とかで会って直接書いてあげたいですね」とメッセージを送る。

 今後もサインは「できるだけ書くようにしたい」と気丈に話した松坂。ファンサービスへの意識も怪物級のようで…。