【2018ペナント大予想:大友進氏(本紙評論家)】今年も王者ソフトバンクの牙城は崩れない。もしも紛れがあるとしたら、楽天ではないか。楽天は則本、岸、美馬ら勝ちが計算できる先発陣に加え、中継ぎも福山、抑えの松井と、投手力はソフトバンクに近い戦力が揃っている。

 それに続くのが西武。西武は野上、牧田、シュリッターが抜けた穴を埋めきれず、投手力が上位2球団と比べて劣る感は否めない。ただ、打線は破壊力があるし小技足技で得点力は期待できる。10年ぶりの優勝のカギは一にも二にも投手陣の踏ん張りにかかっている。