打撃好調なのに…中日・荒木8年ぶり開幕二軍

2018年03月28日 10時51分

二軍落ちが決まった荒木

 中日・荒木雅博内野手(40)が27日、8年ぶりに開幕一軍から外れることが分かった。この日、ナゴヤドームで行われた全体練習中に首脳陣から二軍落ちを告げられ、そのまま練習途中で球場を後にした。

 今季は岩瀬とともに兼任のコーチとして期待されたが、他のコーチがベンチ入りできなくなる手続き上の問題で16日にコーチ登録を抹消された。しかし、球団内での肩書はそのままで「コーチ兼任」としての働きが求められていながら、開幕は荒木不在の事態となり、チーム内に衝撃が走っている。

 ここまで二塁レギュラーの座を若手の高橋、亀沢らと争っていた。荒木も「ダメだったら終わりでいい」と不退転の覚悟で今年のオープン戦に臨んだが、首脳陣の意向もあり出場はわずか6試合。それでも8打数4安打で打率5割と好成績を残し「上で使ってもらえるようにチームに貢献したい」と張り切っていただけに、ナインは「びっくりした。まさか荒木さんが開幕入りできずに二軍落ちするとは思わなかった」と声を揃える。

 開幕戦での二塁スタメン出場が確実視される高橋は「別に荒木さんに勝ったとかそんなことは思わない。(二塁は)まだ不慣れなポジションで分からないことが多いんで、あれだけ試合(2168)に出ている人なんで、ベンチにいれば、いろいろ聞けたかもしれないですけど…。自分のやれることをやっていくしかない」と戸惑いを隠せないでいる。

 荒木について波留打撃コーチは「終盤の守備とか、右の代打としては貴重な存在ではあるけど、今の現状を見て最終的に監督が決めたことなんで、僕らがとやかく言うことではないんで。これからは若手に切り替えていく? それは関係ないと思う。開幕だけが野球じゃないから」と説明する。

 荒木が開幕一軍を外れるのは開幕前に右足を負傷した2010年以来。ただ今回は故障ではなく、コンディションも良好だっただけにモチベーションが心配される。