阪神の悩める助っ人ロサリオに首脳陣が「ゲレーロ方式」で復活アシスト

2018年03月27日 16時30分

オープン戦では不振に終わったロサリオ

 阪神の“悩める新助っ人”ウィリン・ロサリオ内野手(29=前韓国ハンファ)が26日、シーズン開幕に向けた逆襲宣言をぶっ放した。

 キャンプでの豪打がウソのようにオープン戦では打率1割4分3厘、1本塁打、4打点と精彩を欠いたまま終了。ファンの心配する声が多くなっている中「自分の状態はいい。(今の)結果を見ると残念だけど、シーズンに入れば違ったチーム状態を見せられる。キャンプで早くから打ててファンも期待してもらったと思うが、また期待してもらえるよう頑張っていく。日本の投手はスピード、コントロールがいい。でも、自分が適応していけば何とかなる」と断言した。

 さらに同僚・糸井と喜びを分かち合う“ダンスパフォーマンス”も話題になったが「ダンスすることも大事だけど、その前にホームランを打たないといけない」と言い放ち、30日の巨人との開幕戦で対戦する絶対的エース・菅野についても「ミーティングでしっかり確認していく!」と熱くなる一方だった。

 恥をかかされても決して下は向かない。頼もしい限りのロサリオだが、チーム内はその気持ちが空回りしないよう「ゲレーロ方式」の復活を促す気だ。

 片岡ヘッドコーチは「焦って打てなくなるのはいけない。中日時代のゲレーロ(現巨人)だって交流戦ぐらいまではまったく打てなかった。日本の野球に慣れるのはやはり時間はかかる。その目で見てやることも必要。もともと、打てる技術を持っているから信じてやる、ということ」と話す。

 確かに昨年本塁打王のゲレーロは3、4月打率2割1分7厘、2本塁打と低迷。しかし5月は10本と本塁打を量産し、その後も中日の球団新記録となる6試合連続本塁打をマークするなど手が付けられない状態にまで成長した。

 ロサリオにとってはうれしい首脳陣からの「配慮」となるが、果たしてどうなるか。