中日2年目左腕・笠原に覚醒の予感 温和な男の底力は“野獣スイッチ”

2018年03月24日 16時30分

 2年目左腕に覚醒の予感だ。中日・笠原祥太郎投手(23)が23日のロッテ戦(ナゴヤドーム)に2番手で登板し、3イニングを2安打無失点と好投。今オープン戦では直球の強さを課題に投球してきたが「今日が一番走っていた。指にかかったいいストレートが投げられた」と胸を張った。

 自身初の開幕ローテーション入りも当確。「まだ分からないです。ほかにいい投手がいるので」と謙遜しつつも「目標にしてきたので、そこに入れたらうれしいけど、それで終わりじゃない。チームの勝利に貢献できるようにどんどん投げていきたい」と意気込む。

 人見知りで温和なタイプだが、違う一面も持っている。ある選手は「野球に対しては本当に熱い。ベンチに戻ってきて声をかけてもカッカして気づかないぐらい集中しているときもある。おとなしそうに見えてマウンドに上がると物おじせずに内角だってかなり攻めるし、変貌する」と言う。

 この日、打席でも鮮やかな左前打を放って「打席に立ってシーズンと同じように流れを感じられてヒットを打てたのは良かったです」と話したように、打棒には自信を持っている。森監督は投球よりも打撃について「投手でもヒットを打てたというところで良しとします」と目を細めた。

 発言は慎重でも“野獣スイッチ”がオンになると底力を発揮する。笠原が先発枠をどこまで守り抜くかに注目だ。