日本ハムから昨年7月移籍 中日・谷元圭介に聞いた両球団の決定的な違いとは?

2018年03月23日 16時30分

ノックを受ける谷元

核心直撃】今春「松坂フィーバー」で沸く中日で、黙々と入念な調整を続けてきた中堅投手がいる。中継ぎ右腕の谷元圭介(33)だ。昨季、7月末のトレード期限間際に日本ハムから電撃移籍。オフは国内FA権を行使せず残留を決めた。身長1メートル67センチと小柄ながら4年連続50試合以上の登板を続ける鉄腕は、Bクラスからの浮上を狙うチームをどう感じているのか。

 ――昨季途中に電撃トレードで移籍したこともあり、中日でのキャンプ、オープン戦は今年が初めて

 谷元:スムーズに入れましたが、ファイターズとの決定的な違いは練習量。その違いは感じましたね。

 ――具体的には

 谷元:キャンプの練習時間が圧倒的に違いましたね。基本的にファイターズは全体練習が午後1時30分ごろに終わり、あとは個人の調整に充てる感じでした。でも、ここはそこからさらに夕方まで練習メニューが続いたので。そのメニューの内容もきっちりしていて、何をやるかがはっきりしている。ファイターズはどちらかというとユルい感じがあったので、そこは…驚きました。

 ――すでに中日の一員になって時間がたつが、人間関係等を含め、チーム内の空気も日本ハムとはやはり異なる

 谷元:時間がたって感じるのは、ファイターズに比べ中日は上下関係がきっちりしているというか、若い選手が先輩選手を敬う空気がある。僕は今33歳で年齢が結構上なので、すごくいい雰囲気の中でやらせてもらってますけど、もし僕が若手だったら結構大変だったかもしれませんね。

 ――日本ハム時代はそういう上下関係のようなものがなかった

 谷元:ないというわけではないんですけど、中日の選手は先輩に対しての気遣いがしっかりできる。その点はいいと思います。ファイターズはファイターズで、そういうのがないのがいいとは思うんですけど、やっぱり全体的に見ると緩いというか…(笑い)。今の僕にとっては上下関係がしっかりしているここ(中日)の雰囲気がいいかもしれません。

 ――トレードが決まった時は日本ハムファンだけでなく、球界全体が驚いた。意図せぬ形での中日入りだったと思うが、逆に良かったか

 谷元:いいというか、期待してもらって来たと思っているので。チームが変わっても自分のやることは同じ。しっかり結果を残せるようやっていくだけですから。

 ――すでに4年連続で50試合以上に登板。今季も救援陣の一角として期待がかかる

 谷元:33歳になって、ここ(中日)の厳しい練習を通して体をいじめ抜いたわけですからね。自分の中ではもう一回、体を鍛え直したと思っています。これがシーズンに生きると思うので。頑張りますよ。