中日に気になるジンクス 2人の鈴木は並び立つのか

2018年03月22日 16時30分

鈴木博は1回をピシャリ(上)。鈴木翔は6回3失点(下)

 中日は21日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオク)で「2人の鈴木」が存在感を示した。

 8回に登板したドラフト1位・鈴木博志投手(21=ヤマハ)は自己最速に1キロに迫るプロ入り最速の156キロを計測。2安打を浴びたが、1イニングを無失点でしのぎ「ジャパンの選手もいるので興奮した。監督には『抑えられるだろ』と言われました。自信がついた」と笑顔。すでに指揮官からはシーズンでのセットアッパー役を期待されている。

 開幕ローテ入りを目指す2013年のドラフト1位で昨季5勝の鈴木翔太投手(22)は6回3失点だったが、投球内容は十分。本人も「打者と勝負できた。真っすぐは指にかかっていたし、チェンジアップも使えると確認できた」と手応えを口にした。

 ただ、そんな2人には気になるジンクスがある。中日では「同姓が両方活躍することはできない」というもの。「仙さん(星野仙一氏)が現役のころから言われていた。仙さんが入団当時、もう一人、星野という投手がいた。でも仙さんの活躍と比べて目立った成績を残せず、後にトレードされた」(ベテランスタッフ)

 1990年のドラフトで入団した山本保司は、関東第一時代に「西の内之倉、東の山本」という逸材で「将来のレギュラー間違いなし」と言われたが、ブレークすることはなく、その後トレード放出。一方、同姓の山本昌は、そこから25年一線を張り続けた。

 セットアッパーとして大車輪の活躍で99年のリーグ優勝に貢献した落合英二は、落合博満が在籍していた当時は大きな働きはできず、93年オフに落合博満が巨人にFA移籍した後に花開いた。

 ジンクス通りなら活躍できるのは一人の鈴木だけだが、果たして…。

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