ソフトバンク・千賀滉大(25)が中日・松坂大輔投手(37)との再会を喜んだ。

 20日、中日とのオープン戦(ヤフオク)前の練習終わりに、松坂のもとへ駆け寄りあいさつした右腕は「やっぱりリハビリよりもピッチャーは投げているほうが絶対いいんで、(松坂さんも)そういう気持ちだと思う。(投手は)投げられてナンボ。僕もリハビリをしていたのでよく分かる。明るかったのでよかったです」と、松坂の晴れやかな表情を自分のことのように喜んだ。

 千賀にとって、松坂は幼少期から変わらない「憧れの存在」で「エースといえば松坂さん」と即答するほど尊敬している。今季はソフトバンクの開幕投手を務め、侍ジャパンの2018年初陣となった今月3日の強化試合・豪州代表戦(ナゴヤドーム)では先発を任され「日本のエース」として期待される千賀。“道標”にしてきた平成の怪物の復活を誰よりも心待ちにしている。