中日・森監督の先制パンチに由伸監督タジタジ

2018年03月20日 16時30分

壇上で火花を散らす由伸監督(右)と森監督

 セ・リーグ開幕(30日)直前の恒例イベント「ファンミーティング」が19日、横浜市内で行われ、全6球団の監督やドラフト1位新人が今季の目標などを語り、約3500人のファンが集まった会場を盛り上げた。なかでも“主役”となったのが中日・森繁和監督(63)で、巨人・高橋由伸監督(42)に痛烈な先制パンチを浴びせるなど大暴れだった。

 強烈な一発となったのは、6球団の監督が壇上に上がり、それぞれのチームで注目する選手の話題になったときだ。昨季中日で本塁打王に輝いたゲレーロの獲得に成功した由伸監督は「ゲレーロは一番ジャイアンツに足りなかった長打力という部分で、非常に大きな選手を球団に獲っていただいた」と笑顔を見せた。

 すると、これを受けて森監督は「楽しみな選手はゲレーロです。本当に期待しています」と言い放ち、会場に詰めかけた約3500人のファンをざわつかせた。続けて「ゲレーロをキューバ、アメリカから連れて来たのは私ですから。勝手に行くのも本人ですし、野球やるのはどこのチームへ行っても一緒。こちらに味方してくれることもあるでしょう。ゲッツーを打ってくれることを期待します」と“中日のスパイ”である可能性まで示唆。森監督流の言い回しで、巨人とゲレーロに揺さぶりをかけた。

 さらに今季の4番打者について、中日ファンの意見では福田に期待する声が多かったが、森監督は「4番はゲレーロがいますから!」。ここでもビシエドではなく、しつこくゲレーロを猛プッシュ。由伸監督をタジタジとさせていた。

 森監督といえば、昨年のファンミーティングで、開幕カードの対戦相手だった巨人の由伸監督が開幕投手の発表を避けたことに対し「情報によりますと、菅野で来るかなと。でもWBCであれだけのボールを投げていたら私なら外します。ゆっくり次のカードに回します」と、登板回避を促すような“けん制球”を投げたこともあったが…。今年はある意味、それ以上。オフからキャンプ、オープン戦と、松坂を中心に球界の話題をさらってきただけに“絶口調”のようだった。

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