オープン戦10敗 阪神に早くも身内から自信喪失の声

2018年03月19日 16時30分

厳しい表情の金本監督

 どうにも様子がおかしい。阪神が18日の中日戦(ナゴヤドーム)に散発3安打の0―8と完敗。オープン戦13試合で12球団ワーストの10敗(2勝1分け)を喫し、依然、最下位のままだ。

 ベテランの糸井を右翼で先発起用するなど開幕を想定した布陣で臨んだが、この日は新外国人のジーを攻略できなかった。金本監督は「ずっと向こうのペースだったが、そのリズムを崩さないといけない。我々も対策を練るし、選手個々も対策を持ってほしい」と苦言を呈したが、このところ元気がないチーム状況には「打てないとそう見えるだけ。ベンチでは声が出ているし、活気はある。暗くなっているわけではない」と問題なしを強調した。

 しかし、内心穏やかではないはずだ。貧打だけでなく、投手陣では前日17日に先発岩貞が6回5失点、救援陣の藤川、守護神ドリスも揃って打たれた。さらにこの日は安定感のあった秋山までが「立ち上がりから修正できないまま(投球が)安打ゾーンにいってしまった」と6回7失点。桑原も一発を浴びた。

 指揮官も何とか流れを変えたかったのだろう。試合後には絶不振の昨年20発男、中谷の二軍降格を決定。投手陣の先発不足には肩の筋力に不安が残るドラフト2位・高橋遥人投手(22=亜大)を「あるかもしれない」と開幕から抜てきする可能性を示唆した。

 本当にこんな調子で大丈夫なのか? 虎OBからは「開幕に近づいたこの時期に数字に出ないミスが多いし、こんな野球をしていていいのか不安がある」との声も噴出し「今年も優勝するにはしんどいかも。正直、他のチームのように全体の伸びしろがウチにはない感じがする。練習はすごくやって誰も慢心はないけど、肝心の力が去年と変わらないかもしれない」と“自信喪失気味”の球団関係者もいる。早いところ現状を打破しないと、沈んだムードのまま開幕を迎えることになる。

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