阪神戦6回無失点の好投 中日・新助っ人ジーはまだ本気モードじゃなかった

2018年03月19日 16時30分

力投するジー

 中日の新外国人右腕、ディロン・ジー投手(31=前ツインズ)が開幕へ向けて順調な仕上がりぶりをアピールした。18日の阪神とのオープン戦(ナゴヤドーム)で先発して6回3安打無失点、三塁を踏ませぬ圧巻の投球を披露。森監督も「我々見ている方からすれば安心して見ていられる投球だった」と目を細めた。

 前回登板した11日の楽天戦(倉敷)では4回2失点。チェンジアップやカーブの制球に苦しんだが、この日は直球、カットボールを含めて「4つの持ち球とも思ったところにストライクを投げられたことが一番満足している」と満足げに振り返った。

 ところが、これでもジーはまだまだ“本気モード”ではない。「今はまだ自分自身がやるべきことに集中している。自分の感覚を大事にしたい」と、ここまで各球団の打者データをほとんどチェックせずに対戦。前回の楽天戦でアマダーに2ランを浴びたが「彼がローボールヒッターと知らなかった」ことが原因で次の打席にはきっちりと遊ゴロに打ち取っている。データを活用すれば今日以上の投球をすることは間違いない。

「シーズンに入ったら必要になるだろう」と開幕からは相手選手の特徴を頭に叩き込んで臨む。まだ底を見せていないメジャー通算51勝男は頼もしい限りだ。