不振だった阪神の新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手(29)が、17日の中日戦(ナゴヤドーム)で待望の一発を放った。

 ここまでオープン戦8試合に出場して本塁打ゼロ、打率1割5分と苦しんできたが、初回、糸井の左中間への1号本塁打に続いて、左腕・小笠原から左翼席に運んだ。

 前日(16日)は甲子園での練習に参加し、フリー打撃中は、主将・福留から不振脱出に向けた助言を受けた。「まだ日本の野球を知らないし、しっかりと詰めていきたい。開幕まで自分のやるべきことをやっていく」と常々話しているロサリオだが、まずは一発が出てひと安心だ。