韓国・ハンファ時代の恩師が大不振ロサリオ擁護の金本阪神に物申す

2018年03月15日 16時30分

なかなか調子の上がらないロサリオ

 阪神が14日のヤクルト戦(甲子園)にも2―3で敗れ、今オープン戦1勝8敗1分けとどうにも勝てない。その上、7試合連続本塁打なしという“一発欠乏症”にも陥っている。中でも深刻なのが今春キャンプでの練習試合で3発を放つなど評価上昇中だった新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手(29=前韓国ハンファ)のまさかの絶不振だ。

 この日も3打数無安打1四球で打率は1割5分。いまだ本塁打ゼロというありさまに「相手投手どうこうよりも今は自分のやるべきことをやっている。まだ日本の野球を知らないんでしっかり詰めていきたい」と前を向いた。練習熱心な真面目助っ人には金本監督も「波でしょう。2月が良かったから。一年中打てたらどうすんの!」とかばえば、片岡ヘッドコーチも「2月の状態が鮮烈過ぎたから皆さん、そういう感じで大丈夫かとなるだけ。これから状態は上がっていく」と問題なしを強調した。

 言葉の端々に気を使っているのは明らかだが、そんな首脳陣に「警鐘」を鳴らしたのが元阪神コーチで、韓国ハンファでロサリオを指導したこともある正田耕三氏(56=現韓国KIA打撃コーチ)だ。

「ロサリオに周りが気を使ってはいけない。練習は黙っててもやるというのは当たり前。むしろ、韓国時代のようにもっと追い込ませないといけない。オレはいつも“お前、このままやったらいつクビになるかわからんぞ”とか“お前の代わりなんかいっぱいいる”とか、とにかく脅してきて結果を出させた」。メジャー通算71発、韓国では2年連続「3割30本100打点」をマークした鳴り物入りの助っ人だが、遠慮は無用で「言い過ぎてケンカになっても大丈夫。こっちが無視してたら向こうから謝りに来るタイプ。まだ29歳の若造。チーム内で競争させることも必要だ」とまで忠告した。

 何とも辛辣な言葉だが、一理あるのも確か。早く大きな一発が見たいところだ。