WBC仕様だ!マエケン黒髪にチェンジ

2013年02月05日 10時58分

 広島の前田健と今村が4日、今回の日南キャンプで初めてフリー打撃に登板。WBC日本代表候補に選ばれている2人は、打者への投球で実戦感覚を確認した。視察に訪れていた日本代表の与田投手コーチも「仕上がりが早く順調にきているなと感じた」と絶賛。赤ヘルを代表する2人が“急ピッチ”で世界と戦う準備を進めている。

 まさにエースの貫禄だった。前田健は打席に入った安部と庄司に対して直球をはじめとしたカーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームなど変化球も織り交ぜて48球を投げ、ヒット性の当たりは合わせて6本に抑えた。

 登板後、前田健は「ピッチングの延長という感じ。感覚を思い出すだけです」と調整の意味合いが強いことを強調。それでも与田コーチは「あまり調子自体はよくないと言っていたがバランスを考えて投げていた」と絶賛した。

 そんな前田健は身なりでも既に侍ジャパン入りの準備を済ませている。山本監督は茶髪やヒゲを禁止するなど、日の丸戦士にふさわしい“ドレスコード”を設定している。これまで茶髪が目立っていた前田健は「シーズン終盤からはちょっと色が抜け過ぎていたので、やばいと思っていた。身なりもちゃんとしないといけないので」と慌てて、黒髪にイメージチェンジ。また「あまり濃くないので2〜3週間は剃っていなかった」とオフは伸ばし放題だった顎ヒゲもさっぱりと剃り落とした。

 この日は今村も42球を投げ「与田コーチからは『結構、仕上がってるね』と言われた。代表合宿までに例年のオープン戦くらいまでには上がるようにしたい」と手応えを口にした。

 今回の代表候補のなかでは最年少。前回のWBCでは当時チームの最年少だった田中(楽天)がいじられキャラとなってチームの雰囲気を盛り上げた。だが、今村は「今回はムードメーカーになるような人がたくさんいるので。僕は自分のやるべきことをやっていけばいいのかなと思う」。あくまで実力で代表の座をゲットし3連覇に貢献するつもりだ。

 カープ代表の2人は、真の侍戦士を目指し、それぞれの形で仕上げに入っている。