マエケン 2012年にテレビ企画で「初対戦」した清宮との思い出

2018年03月06日 16時30分

オープン戦で力投するマエケン(ロイター=USA TODAY Sports)

【アリゾナ州グレンデール5日(日本時間6日)発】ドジャースの前田健太投手(29)は5日(同6日)、日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)にエールを送った。「まさかこんなふうになるとは思わなかった。映像で見ていて(普通の)人にないものを持っている打者と思った。いろんなプレッシャーもあるとは思いますけど頑張ってほしい」

 2人は2012年12月、テレビ番組の企画で相まみえた。広島のユニホームを着た前田と、その年に米国で行われたリトルリーグのワールドシリーズを制した東京北砂リトルリーグの選手たちが対戦。前田が40球で7個の三振を奪えるかという勝負を行ったが、赤ヘルエースの前に立ちはだかったのが清宮だった。フルカウントから三振を奪いにいったカーブを清宮にはじかれ、打球はゴロで右中間フェンス手前まで転がった。

 当時13歳だった清宮にとって前田は初めて対戦したプロになるわけで、今でも特別な存在だ。清宮は「ワールドシリーズに出場してから、人生が大きく変わった。だって、マエケンさんとも対戦できたんですから」と、一生忘れることのない貴重な打席について振り返る。一方、前田は「あの時、またいつか対戦できたらいいねって話はしたんですけど、まさかこんなふうになるとは…。また対戦できたら、いや、どこかで会えたらうれしいです」。

 前田は清宮が早実で活躍する姿を広島のエースとして、ドジャースのローテーションの一角として見守ってきた。「そのまま順調に高校の記録も塗り替えて、いろんなプレッシャーもあるとは思いますけど」とプロでの活躍にも期待を寄せる。

 メジャーでプレーしたいと公言する清宮と前田が将来、メジャーリーガーとして対戦することはあるのか。前田は「そこまで(メジャーにいられるか)分からないですけど」と笑った。

 もっともその前に楽しみが。20年の東京五輪でともに侍ジャパンの一員として金メダルを目指す可能性もある。夢はふくらむ。

関連タグ: