ヤクルト・大松を直撃「青木加入でさらに競争が激しくなるが?」

2018年03月06日 11時00分

4日の巨人戦に代打で登場した大松

【核心直撃】昨季、選手生命の崖っ縁から這い上がってきたのがヤクルトの大松尚逸(35)だ。ロッテ時代の2016年5月に右アキレス腱を断裂。戦力外通告となりながら昨季、テスト入団のヤクルトで2度のサヨナラ本塁打を放つなど、存在感を見せた。ケガも回復した今季、どのような思いでシーズンに挑むのか。

 ――昨季は主に代打として94試合に出場。3本塁打のうち2本がサヨナラ本塁打など、チームを救った印象が強かった

 大松:そう言ってもらえるとうれしいですけど、昨年は真中監督が辛抱強く使ってくれた。僕の中ではそれに尽きますね。

 ――昨年のキャンプはテスト入団の場だった

 大松:今季は気持ち的には全然違います。(プロで)やりたくてもやれない人たちもたくさんいる中、僕はやれる場所がありますからね。

 ――ロッテを戦力外になった際、コーチの打診もあったはず。現役にこだわり続けたのは

 大松:正直、野球を辞めるイメージがなかったんです。僕の場合、全治半年のケガでしたけど、全治って一番治る時間が長いことを想定した期間じゃないですか。全治半年ならそれより前には治ると思った。それに、ケガを言い訳にして辞めたくはなかった。完全燃焼してからじゃないと、何をやっても中途半端で終わる感じもしたので。

 ――その思いが昨季の復活につながった

 大松:我慢して代打で使ってくれて、自分のモチベーションも維持できた。ファンからも声援を頂いて、本当にありがたかった。

 ――今季は青木の加入もあってさらに競争が激しくなった

 大松:たぶん立場的には相当厳しいと思います。でも長いシーズン、何が起こるかわからない。いつチャンスが来るかわからないので、いつ呼ばれてもいけるよう準備だけはしておこうと思っています。

 ――レギュラーは

 大松:その辺はチーム事情もあるので、あまり大それたことは言えません。ただ、選手はみんな高いレベルでの競争をしている。その中で、もしかしたらケガ人とかが出るかもしれない。そこでポジションが空こうものなら、という気持ちは常に持っています。呼ばれた時に自分が他の選手と比べて見劣りしないようにしておかないと。そういう気持ちでシーズンを戦っていきたいです。