王会長“WBC使用球気にするな”

2013年02月04日 11時00分

王会長と侍ジャパンの与田コーチ(左)

 WBC日本代表の特別顧問を務めるソフトバンクの王貞治会長(72)が、侍投手陣に“アバウトのススメ”だ。

 

 日本代表候補に選ばれた投手にとって、滑りやすいWBC公式球に適応できるかどうかが大きな課題とされている。だが第1回大会でチームを世界一に導いた王会長の考えは少し違う。「(WBC公式)球のことは気にしなくていいんじゃないか。投げていくうちに慣れていくものなんだからね。むしろ意識し過ぎると、そっちのほうがよくないんじゃないかな。気にしてプラスになればいいが、そうじゃないからね。ある程度はアバウトにね」

 

 投手にすれば、普通でも球の違いは大いに気になる。それがちょっとした制球ミスでも命取りになりかねない国際試合に関してならなおさらだ。とはいえ、米国に行けば乾燥した空気のせいでさらに滑りやすくなるし、ボールのこと以外のアクシデントも起こるだろう。王会長は今、あれこれと気にしても意味がないというスタンスだ。「とにかく、そのボール(WBC公式球)でやるしかないんだし、やってしまえば、意外とできたなとなるんだからね」

 

 第1回大会を経験している王会長だからこそ言える金言。この言葉が3連覇へのカギとなることを祈りたい。