新加入の石井琢朗コーチが期待 ヤクルト版「神ってる男」

2018年03月03日 16時30分

ブレークの予感が漂う3年目の広岡

 球団ワースト記録を更新し96敗で昨年のシーズンを終えたヤクルト。そんなチームに今年、広島から加入した石井琢朗打撃コーチ(47)が「燕の神ってる男」として期待を寄せる選手がいる。3年目の広岡大志内野手(20)だ。

 広島コーチ時代の5年でAクラス4度、昨年と一昨年の連覇を陰で支えた“優勝請負人”石井琢コーチはヤクルト打撃陣について「のちのちのことを考えると、あと2~3人は20代前半から中盤の選手が出てきたらなと思っている」と話す。広島の連覇に大きく貢献した鈴木誠也外野手(23)のような存在が必要という同コーチは「そこを広岡に期待している。ポテンシャルの高さとか。誠也までいかなくても」と言う。

 広岡はこれまでの2年間で一軍出場はわずか13試合だが、鈴木も1年目は11試合、2年目も36試合出場にとどまっていた。しかし、3年目に97試合と出場機会を増やし、4年目に129試合とレギュラーに完全に定着した。

 それだけに広岡自身も「(球界で)いいと言われている選手は3年目までに出てきていますからね。誠也さんみたいになれれば。今年はやらなきゃいけないというより“やる”“レギュラーを取る”という気持ち」と意気込む。

 外野手の鈴木と違い、広岡はプロに入って本格的に始めた遊撃手で定位置を狙っている。石井琢コーチも「遊撃を守ったほうが野球を覚える。将来的なことを考えたらマイナスにはならない」と背中を押す。期待通り広岡が3年目に覚醒するか、注目だ。