松坂のベッド事件 あわや調整ミス引き起こす事態 

2018年03月01日 16時30分

北谷キャンプを無難に乗り切った松坂

 中日・松坂大輔投手(37)が28日、1か月の沖縄・北谷キャンプを完走で打ち上げた。前日は完全ノースローだったが、キャンプ最終日のこの日はアップを終えると長めのキャッチボールを精力的に行い、午前中で全メニューを終了。メイン球場でナインの輪に加わり、一丁締めで締めくくった。球場を去る際に「いい形で終われたのでは?」との報道陣の問いに「しっかりシーズンにつなげていきたい」と、ここからが本番とばかりに表情を引き締めた。

 そんな松坂だが、舞台裏では調整を大きく狂わせかねない“事件”が発生していた。それは第1クールに松坂が初ブルペンを終えた後、選手宿舎で起きた。一流選手は球団付きのトレーナー以外に、個人トレーナーを雇ってキャンプに呼び寄せることは一般的。松坂も信頼の置ける個人トレーナーを呼んでいた。

 ただホテルのベッドはマッサージを施術する専用のベッドに比べ軟らかい上に高さも低く、使い勝手が悪い。そこで松坂はホテル内に用意している球団のトレーナールームの使用を球団にお願い。もちろん即OKが出た。

 ところがトレーナー室でマッサージをしていた松坂を思いもよらない事態が襲う。施術中に中日のトレーナーの一人が「ここで何をやってるんだ! 出て行け!」と乗り込んできたのだ。状況を説明するが、このトレーナーは聞く耳を持たない。泣く泣く松坂はマッサージを中断するハメになった。「実は球団が許可した話がこのトレーナーまで届いていなかったんです。お酒が入っていたこともあって自分のテリトリーを荒らされたと感情的になってしまったようです」(チーム関係者)

 2度目のブルペンが5日にまでずれ込んだのは、このときにきちんとした体のケアができなかったためだったという。幸い、その後の調整に大きな影響がなく大事には至らなかったが、肝を冷やす事件だった。