中日・大野雄は読書でひと皮むける?

2018年02月28日 16時30分

桑原(右)に本塁打を許した大野雄

 中日・大野雄大投手(29)が27日のDeNAとの練習試合(北谷)に先発登板し、3イニングを投げて4安打3失点だった。3回、二死二、三塁で4番筒香に2点適時打。歩かせてもいい場面だったが「あわよくば打ち損じ」と色気を出したことに「今日の反省です」と振り返った。それでもキャンプのテーマだった「強い真っすぐ」は「ある程度思い描いた真っすぐに近づいている」と納得顔。今キャンプで順調にステップアップしているようだ。

 昨年はわずか7勝に終わった左腕。その原因には登板間の過ごし方がある。1つ負けるとなかなか気持ちを切り替えることができず、昨季は開幕投手を務めながら初勝利を挙げるのに6月までかかった。そこで今季からは次回登板に臨むに当たって、気持ちのコンディションを整えることに重点を置くつもり。そのためにこれまでやらなかった読書にいそしむという。

 きっかけはWBA世界ミドル級王者である村田諒太(32=帝拳)のドキュメンタリー番組をたまたま見たこと。「村田選手はタイトルマッチの前に数か月もホテルにこもるんです。そこで気持ちを整えるために本を読んでいるんですよ。僕らも勝負をしますが、ボクシングは命の取り合いですから訳が違う。その方がやっていることなので」と見習うつもりでいる。

 村田は哲学書などを読むようだが大野雄は「僕には難しいのでアスリートの本を読みたい。一流の選手たちが書いていることは勉強にもなると思う」と気持ちを整えるだけでなく、自身のプラスにもするつもり。読書家・大野雄でひと皮むけるか。