阪神・メッセンジャー3・30開幕戦へ暗雲

2018年02月27日 16時30分

メッセンジャーはブルペン入りせず早退した

 4年連続開幕投手が決定している阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)に“暗雲”が垂れ込めた。今キャンプ打ち上げが2日後に迫った26日、キャッチボールから予定されていたブルペン入りまで回避し、昼過ぎには早退する事態に見舞われたのだ。

「まだ無理する時期ではないからね。恐らく明日も投げないと思うよ」。多くは語らなかった助っ人に、香田投手コーチは「キャンプに入って、ここまで(順調に)やってきて、その疲れが出た感じ。肩、ヒジの疲れ? そういう感じ。今後は様子を見ながらになる。体も一度つくっている。無理はさせたくない」と話した。

 箇所が利き腕だけに、3月3日からのソフトバンク2連戦(ヤフオクドーム)での登板も取りやめが濃厚。3月30日の巨人との開幕戦(東京ドーム)に向けた調整にも不安を残すことになった。

 昨年のメッセンジャーは8月中旬に右足腓骨骨折の大ケガを負いながらも、驚異の回復力で規定投球回に到達。22試合で11勝5敗、防御率は来日8年目で最高の2・39をマーク。現役時代の金本監督に負けじと「鉄人」ぶりを発揮したが、チーム内ではその「後遺症」を危惧する声も少なくない。

 ある球団関係者は「今も右足には手術時のボルトが入ったまま。そのため、オフは負担がかからないよう例年以上に体重をかなり絞って来日してきている。そのあたりがどう出るか。大好きなビールも全く飲まずに今年にかけている。誰よりも練習するランディだけに今年もやってくれるとは思うが、いつ年齢的な問題が出てきてもおかしくはない」と心配する。

 虎の先発陣は目下、メッセンジャー、秋山、能見の3枚は確定しているが、あとは未定。その中の大黒柱が故障で出遅れとなると、まさに一大事だ。金本監督は「心配するようなことではないと思うけど」としているが、果たして…。