G新助っ人に明暗 ゲレーロ特大弾もヤングマンは開幕一軍絶望

2018年02月26日 16時30分

幻の“G1号”を放ったゲレーロ

 巨人の新助っ人コンビに明暗だ。新4番候補のアレックス・ゲレーロ外野手(31)が25日、広島とのオープン戦(沖縄セルラースタジアム那覇)で“移籍後初本塁打”を放った。一方で先発のテイラー・ヤングマン投手(28)は2回を無失点に抑えながらも制球不安を露呈。しかし、チームに漂ったのは楽観ムードだった。

 昨季の本塁打王がまざまざと実力を見せつけた。「3番・左翼」で先発出場したゲレーロは初回二死走者なしの場面で、大瀬良の甘く入ったカットボールを強振。左中間スタンドへと叩き込んだ。ただ1―0の2回裏途中に雨足が急激に強まり、試合は中断を挟んでそのまま中止に。“移籍1号”は幻となったが、ひと振りで仕留めたゲレーロは「ゾーンにいい球が来たら逃さないつもりだった。あの状況での仕事ができた」と振り返り、由伸監督も「一発で仕留めるのはさすが去年の本塁打王。打球もいい打球でしたよね。公式戦でもいっぱい打ってほしいなと思いますね」と期待を膨らませた。

 一方で投の新助っ人は安定感を欠いた。得点こそ許さなかったものの初回は3連打を浴び、2回は2四球を与えた。斎藤投手総合コーチは「まだまだ制球を上げないと厳しいよね」と課題を指摘し、当のヤングマンも「本調子ではなかった。次の試合で頑張りたい」と語った。

 ただ、チームに悲壮感はない。野手ではゲレーロと昨季のチーム首位打者と本塁打王のマギーは攻撃の要として欠かせない。

 また、絶対的セットアッパーのマシソンと守護神候補のカミネロもブルペン陣の安定に不可欠な存在だ。開幕時の外国人の4枠はこの4人が確定状態で、よほどのアクシデントでもない限りヤングマンが一軍登録される可能性は低い。

 由伸監督の反応も「打たれているので。横(ベンチ)からなのであれですけど、ボールが甘かったのか、そのへんはちょっと分からないですけど」と淡々としたもの。ヤングマンが4人枠に食い込むには相当な内容と結果が求められそうだ。