マー君にブラジル戦先発通達

2013年02月02日 11時29分

 3月のWBCに出場する日本代表の山本浩二監督ら首脳陣が1日、楽天の沖縄・久米島キャンプを訪れ、侍ジャパンのエースとして期待のかかる田中ら代表候補選手を視察した。

 山本監督は首脳陣一行とともに午前11時ごろ、一軍が練習する久米島球場に来場。出迎えた星野監督と監督室で約1時間ほど会談し、昔話に花を咲かせた。

 北京五輪以来、久々の2ショットを披露した侍指揮官が次に向かったのはブルペン。目的はもちろん、今回の視察行脚のメーンでもあるマー君の投球練習を見るためだ。捕手を座らせて投じた44球をじっくり見守ると「監督が視察に来たりすると、普通は力んだりするもの。でも、動じずに投げていた。WBCを意識して鍛えてきているね」。投球後はネット裏で激励し、WBC1次ラウンド初戦となるブラジル戦(3月2日)での先発を任せる意向を本人に告げたという。

 どの球団よりも早く駆けつけた山本監督の心意気には田中も感激。自身の状態はまだまだ調整段階だというが「初日に首脳陣の方々に来ていただいて、それだけでもありがたいことです。ブルペンも入れるだけ入って、自分の投球フォームを見直したい」とモチベーションをさらに高めた様子だった。

 一方で、初戦の先発に関しては「監督がそういう話もしていましたけど…。練習試合とかでしっかりやらないと(代表から)外されると思ってますから」とどこまでも謙虚だった。

 山本監督は候補選手である松井、聖沢らを激励し、星野監督と仲良く昼食を取るなど、約4時間半の滞在を終えた。