ロッテに入団の大隣が明かした「松坂との誓い」

2018年02月20日 11時00分

ブルペンでピッチングをする大隣

【核心直撃】ロッテの入団テストに、元ソフトバンクの大隣憲司投手(33)が合格した。背番号55、年俸1000万円で正式契約したベテラン左腕は、どんな決意でシーズンに臨もうとしているのか。古巣で互いにつらい日々を過ごした松坂との誓いも含め、直撃した。

 ――16日にようやく合格が決定した

 大隣:第2クールに腰を痛めてしまい(12日の)紅白戦はぶっつけ本番でしたけど、何とか自分の投球を見せることができた。ホッとしました。

 ――昨年のトライアウト後、他球団からなかなか声がかからなかった

 大隣:一時はどうしようかと。野球浪人するのかな、と思いましたし、日本がダメなら韓国、台湾、アメリカのマイナーなども挑戦しないといけないかな、とか。ただ、必ず連絡があると信じて、トレーニングだけは続けていた。ロッテには感謝してますし、必ず貢献して恩返しをしたい。

 ――古巣への悔しさ、見返したい気持ちは

 大隣:そういう気持ちはないです。プロは結果の世界。ここ数年、成績を残せていないので(過去2年間で一軍登板は2試合だけ)。逆にその中で面倒を見てくれたホークスには感謝しかない。

 ――過去に病気(黄色靱帯骨化症)を患ったが、今の状態は

 大隣:自分の中ではここ数年では一番動けている。「やりたい」という気持ちだけでこの世界は通用するとも思っていません。キャンプでは腰を痛めてしまいましたが、そこが治れば絶対にやれると思います。

 ――ソフトバンクを去った松坂も、同じようなことを言っていた

 大隣:ここ数年、僕も二軍暮らし続きで松坂さんと一緒になる機会がありました。そこでいろいろな話をしましたからね。お互いがクビになった時にも「どこかの国のウインターリーグ行きますか」とか松坂さんとそういう話をして、僕も真剣にウインターリーグへの参加を考えましたから。

 ――刺激を受けた

 大隣:それはありますね。必死にリハビリに取り組む姿を見てますから。あの姿を見ていたら「自分もやらないと」と思いますよ。

 ――松坂とは今も連絡を取っている

 大隣:はい。中日のテストの話が出た時にメールで連絡しました。そしたらすぐに返信が来て「僕もロッテのテスト受けます」と返したら「お互い頑張ろうな。シーズン中に一軍のマウンドで投げ合おうな」と。本当にうれしかったです。

 ――そのためには自身の状態も上げていかないといけない

 大隣:実は球威もボールの伸びも戻りつつあるんです。実際に打撃投手をやって、ロッテの打者も「昔の懐かしいトナリ(大隣)のボールが出てきてる」と。僕もその感覚を実感しています。そこに僕のフォームの独特の間合いだったりが入ってくれば…やれる自信はありますので。

 ――開幕一軍ローテ入りを本気で狙っている

 大隣:はい。チームの勝ちに貢献することが一番重要ですが、個人的にはまずは先発ローテに入って1年間シーズンを戦い抜く。そこを目標に頑張りたいと思います。