ソフトバンク・田中正義“大谷超え”へ「自分のベストボールを更新」

2018年02月17日 12時25分

 ソフトバンクの田中正義投手(23)が16日、フリー打撃に登板。「2年目の進化」への確かな手応えを口にした。

 真砂、茶谷らを相手に47球を投げて安打性の当たり4本に抑え、直球で7つの空振りを奪った。一軍昇格へは、まだまだ課題があるとしつつも「毎日、自分のベストボールを更新していくイメージですね」と話した。

 創価大の3年時にプロを相手に7者連続三振の快投を演じた。しかし、田中は「思えばたまたまだった。あの時は何も考えずに投げていた。今は自分がコントロールする中で強い球が投げられようになっている」と振り返る。「(今キャンプで)マメができたのも初めてですし、明らかに感覚は変わってきている」という。

 いよいよ本格化するのか。1年目は右肩痛の影響もあり二軍戦での登板も1試合のみだったが、素材としての評価は一級品。指名当時の編成部長でもある小川二軍監督は「プロスカウトも大谷クラスの投手になるという表現をしている。まっすぐはある意味で大谷以上。腕の振りから来る伸び、スピン量は大谷以上のものを持っている」と話す。

 その上で現状について「本人いわく初めて指にかかっているイメージがあるとのことだった。それがマメにもつながったわけだしね。投球フォームは全身のバランス。うまく全身を操れるようになった結果、指にボールがかかってきたということなんでね」と続ける。

 田中の抜きんでた手足の長さは投手として武器にもなる一方で、扱う難しさもある。故障を防ぐためには体幹の強さも人一倍必要になってくる。1年間、懸命に取り組んできた成果もあり、バランス良く投げられる状態になってきているという。

 弱点とされたバント処理などの細かいプレーも練習の積み重ねで向上している。一足飛びにはいかないだろうが、5球団競合ドラ1が着実にステップアップしている。