仕上がり順調の松坂に“不安材料”

2018年02月16日 16時30分

ファンにサインをする松坂

 中日・松坂大輔投手(37)が15日、沖縄・北谷キャンプで6日ぶりに5度目のブルペン投球を行った。

 休日を挟んで5日間連続でブルペン入りを回避していたため、心配する声もあったが、カーブ、スライダー、カットボールなど変化球も交えながら精力的に約60球。この日はあえて韓国・KIAタイガース戦(北谷)の試合中に報道陣をブルペンからシャットアウトした状態で投球を敢行した松坂は「僕の中では決めてたことです。集中するため? そうです。あえてその時間で」とニヤリ。球を受けるのが今回3度目となったブルペン捕手の赤田は「今日が一番良かった」とベタ褒めした。

 スロー調整ながら順調にステップを駆け上がっているが、気になることが2つある。今キャンプ中は異常なまでのフィーバーにファンらの混乱やけがなどを未然に防ぐため、松坂が練習施設を移動する際は専用のワゴン車を利用。ところが、こうした“VIP待遇”に松坂は「できれば僕だって歩いて移動したいです」と周囲に漏らしているという。チーム関係者は「松坂は本当は特別扱いされることなく、他の選手と同じように自然体でキャンプを送りたいと思っているし、もっとファンとの交流も大事にしたいと思っているんだよ」とストレスをため込まないか、ヒヤヒヤしている。

 もう一つは右肩ならぬ右手首の不安だ。連日のようにサイン会を開いたり、ワゴン車に乗り込むわずかな時間でもサインを惜しまない松坂の神対応ぶりについて別の関係者は「ロッカーや球場の裏でも暇さえあれば、毎日250枚以上はサインを書きまくっている。けんしょう炎になってしまっても不思議はないよ」と懸念する。サービス精神がアダにならなければいいが…。