マー君にWBC&シーズン2冠の兆候

2013年01月31日 16時00分

 侍ジャパンに吉報だ。楽天のエースで、3月に控えるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも活躍が期待される田中将大(24)に、沢村賞を受賞した2年前と同じ兆候が表れてきた。

 

 29日、Kスタ宮城室内練習場で練習を行った右腕は、約50人の報道陣が見守るなか、今年初めてとなるブルペンでの投球を披露。立ち投げで約30球、力強い直球を投げ込んだ。「去年はケガをして自分が投げたいように投げられなかった。もう一回自分が投げたいフォームで投げようと。こうして投げたいというのはある」との言葉どおり、今後はフォーム作りに励んでいく。

 

 そんな田中に吉兆と言える現象が起きた。久しぶりに本拠地でエースの姿を生で見た関係者から「体が引き締まった感じ」「シュッとしている」との声が相次いだのだ。

 

 19勝をマークして最多勝、最優秀防御率、最高勝率、沢村賞の4冠に輝いた11年のシーズン前にもまったく同じ現象が起こっていた。キャンプ中にエースを視察に訪れた各球団のスコアラーからは「田中は体が引き締まっていて今年は調子が良さそう」「やせたわけではないが、顔にしまりがある。もともといい投手だけど、今年はいっそう怖いかも」との驚嘆の声が続出した。思うような成績が残せなかった昨年には、同様の声がなかったことを考えると“イケメン化”は大活躍の前ぶれである可能性が高い。

 

 いみじくも見た目の変化に関する田中の「体重も何も変わってないんですよ。周りからはそう言われるだけで…」というリアクションも2年前とまったく同じ。化学的根拠はないが、目標に掲げる「WBCとシーズンの2冠」の達成に向け、順調にきていることは間違いなさそうだ。